(反応しない練習)~戦略的シカト編~仏教的観点から慢の落とし穴を知る

2022年1月12日

こんにちは、なおきです。

最近は何かに過敏に反応してイライラする事が
ほとんどなくなりました。

そして、慢心もなくなって
以前より気持ちもスッキリして
生きすくなりました。


こんな悩みありませんか?

  • イライラしてしまう
  • いちいち人の噂に反応してしまう
  • 他人の目に過剰に反応してしまう
  • 比較や執着をしてしまう
  • 生きているとストレスが溜まる

今回はそんな悩みを持つあなたにピッタリの記事を
特別に用意しました。


目次
■仏教的な考え方とは
■反応しないためにはどうしたら良いのか
■反応してしまったときや後の対処法
■まとめ


結論
「全ての悩みは反応から生まれます」

何か起こった現象から生まれるのではなく
僕たち自身の内側
心の反応から生まれます。

テレビを見ても暗いニュースばかり、、

そんなネガティブに
反応してしまうことってありますよね

できれば反応したくはないですよね、、

アドラー心理学の目的論によると

人間の悩みの根本は変わりません。
全ての悩みは反応から生まれます。

朝の満員電車で
イライラする事があるりますよね、、

できればイライラしたくはない、、

周りを見渡すと
全員がイライラしているとは限りません。

それぞれの人の反応で決まります。

ネガティブの反応をしなければ
イライラしません。

僕も以前は満員電車に乗ると

「もう乗ってくるな」
って思ってしまったり

「はやくみんな降りろ」と
感じてしまっていました。

時間の余裕があって
お気に入りの音楽をダウンロードして聞いていれば
ウキウキしているかもしれません。

「無駄な反応をしなければ
ストレスを抱えることはない」

ということになります。

しかし
急に「無駄な反応をするな」と言われても
無理な話ですよね

そんなあなたに向けて
考え方と実践方法を解説していきます。

今回はブッダの教え
仏教的な観点からもみていきましょう。

「え、なんか怪しい」そう思いますよね。

しかし、安心してください

スピリチュアル的な要素は
一切ではありません。

この記事をきっかけに
無駄な反応をしない練習をしていきましょう。

ぜひ最後まで読んでみてください。

■仏教的観点から慢の落とし穴

正しい理解で苦悩から自由になる合理的な思考

・慢心は危険
・承認欲求の渇きは無意味
・自己嫌悪に陥らない
(私は私と肯定する)
・妄想を中心に生きている
(自分がすごいという妄想)

悩みを理解する3手順

1.言葉で確認・・・ラベリング
2.感覚を意識・・・マインドフルネス
3.分類する

・悩みの3分類

貪欲(求めすぎ期待しすぎ)
怒り(失った悲しみ挫折コンプレックス)
妄想(思い込み不安や優劣)

競争社会では争うか降りるかの二択です

心のあり方が世界のあり方であり
取り合うのではなく分け合うという考え方も大事

・正しい動機で行動する

自分や他人否定を動機にしていませんか?

それで成功しているように
見える場合もあります。

それは生きづら動機になります。

なぜならストレスやメンタルを
削っているからです。

そこで否定防止エクササイズを紹介

・一歩一歩外を歩くことで感謝と快感を覚える
・外に出て広い世界を見渡す感謝

感謝や肯定を動機に行動しましょう。

・慈悲喜捨について

いつくしむ
相手の幸せを願う
年収とか、出世がどうだとか関係ない

かなしみ
相手の悲しみに共感

自分の悲しみに共感して欲しいですよね
だったら逆に相手に共感してください

よろこび
相手の喜びに共感

すてる
貪欲や妄想を手放す
比較や執着を手放す
謎の欲って必要でしょうか?

以上

仏教、ブッタ的な考え方でした。

ここから先は
これらを踏まえて実践的な考え方や行動を
解説していこうと思います。

最後まで読み進めてみてください。

■反応しないためにどうしたら良いのか

大前提

「この世の中のことは判断しなくても良い」
ということです。

嘘or本当
好きor嫌い
失敗したor成功した

我々は情報を判断しすぎています。

大半のことを
正義か悪か判断することは
一瞬は気持ち良いですよね

結論を出せたり
根拠が無くても着地した感じがすると
謎の快感を得ています。

賛同したりわかった気になると
楽になって安心することが
人間には備わっています。

そして、誰かに認めてもらうと
承認欲求を求めてしまいます。

短期的な気持ちのために
テキトーな判断をしています。

テキトーな判断は麻薬です。

情報が膨大な世の中において
なんでもかんでも判断してしまうと
時間も心もすり減らしてしまいます。

これは、(影響力の武器)
という本に書かれていることですが

人間の心には
コミットメント法則と一貫性の法則があるので

間違ったことを言っていると
わかってしまっていても
一貫性をもたせたいと考えて

悪口を言ってしまってから
修正するのは難しいですよね。

そもそも何かの愚痴や
良し悪しを判断する必要なんてありません。

知らず知らずのうちに
学べることや情報収集や
新しい知識をブロックしてしまいます。

判断しなくて良い、裁かなくて良い

この無駄な行動が

無駄な反応を生み
心に根深い悩みを生みます。

しかし
判断をしないといけない場面は
絶対にありますよね。

次のステップで
判断するか、反応するかどうか

仕分けをする基準をお伝えしていきます。

どんな情報を判断するべきかは
「自分の仕事や行動が前に進むかどうか」

コレを基準に反応するように
強く意識しましょう。

注意喚起:
日本人は偉い人
(その環境で権力がある人)の
独り言に反応しすぎです。

指示でもなく、質問でもない発言

文句や丸投げ
指摘したい人には反応しないこと

(質問?意見?依頼?)
それ以外は全部スルーでOKです。

「こんなことでうまくいくかな?」
「それ絶対失敗するでしょ」
そんな嫌味や独り言はスルーで良いでしょう。

大事なことは
条件反射的に反応する前に
一旦立ち止まって仕分ける

仕分けの質とスピードを高めると
大きな武器になるでしょう。

もう一度言います。
「前に進むかどうかで判断」

■反応してしまったときや後の対処法

対処法2つを紹介

1.観察する

自分の頭の中に悩みが生まれてきたら
その悩みを第三者(客観的に)眺めてみる

イヤミにそのまま反応して
誰かに八つ当たりしてしまっては
嫌なこと言った人と
やっていることは同じですよね

上司に嫌味言われて
イライラしているなと

幽体離脱して別の視点で自分を俯瞰しましょう。

突発的な怒りは6秒しかもたないという
研究もあるようなので

イライラの感情をしていると
仕事や行動に支障が出るなと考えて
切り替えてみましょう。

これは湧き上がる欲望にも使えます。
「甘いもの食べたい」
「これほしいな」
etc..

客観的に
「さっき食べたな」
「これ食べたら後で後悔するな」
「今これ買う必要ないよな」
「今あるもので十分だな」
etc..

それでも収まらない場合は次のステップを
実践してみましょう。

2.書きまくる

やり方はシンプル

そのまま紙に書き出すだけです。

めんどくさくならないように

ダラダラやらずスピーディーに
3分以内にやりましょう。

その紙をなくして
誰かに読まれたら大変と思う場合

PCやスマホでも良いです。

僕の個人的な意見ですが
実際にやってみたら効果があったので
スマホのメモやPCに書き出すのもおすすめです。

コントロール外なことで悩んでるなと
気づくことができると

「もう考えなくていいや」って思えたりもします。

自分が何に対して悩んでいるのか
自分はどう考えているのは

→それで、自分は次にどう行動するのか

ここまで書き出して行動しましょう。

具体的な行動が思いつかなかったり
自分ではどうにもならない場合は

今の自分にはどうしようもないので
「考えてもしゃーないか」と忘れましょう。

書きなぐったことで
どうしようもないとわかっていれば
切り替えやすくもなります。

まとめると
軽い悩みなら観察する。

第三者(客観的に)眺めて
深呼吸して10秒くらいで消す

複雑な悩みや重い悩みの場合は書きなぐる

3分書きまくって
自分に何ができるか整理する。

そして
何もできないなら忘れる

これらを意識して実践してみてください。

■まとめ

全ての悩みやストレスは
目の前で起きている現象ではなく
心の反応から生まれます。

悩みストレスは解消できるし
そもそも考え方次第では生まれない。

悩めば終わりはないので
無駄な反応しても仕方ない
そんな考え方を染み込ませていきましょう。

「大半のことは判断しなくても良い」
(世の中グレーなことが多い)

反応と判断すべきことは
「それを判断することで前に進むことだけ」で良い

戦略的にシカトしましょう。

反応してしまったときは
・観察する
・書き出す

書き出しても無理な場合は
忘れてしまいましょう。

これらを実践してみてください。

反応しない練習をこれから
意識的に実践していきましょう。

なるべく無駄な反応しない

反応してしまった場合も
捉え方次第でメンタルは変わります。

「自分自身の捉え方が一番大事」

反応しない練習の著者
草薙龍瞬さんの言葉を借りると

「人生のゴールは納得」

人生における成功は

年収1000万、結婚、有名になる
高級なものを身にまとう、タワマンに住む
etc...

色々言う人はいますが、ブッダの考え方的には

自分自身が「私の人生はこれで納得」
と思えばOKです。

僕もこの考え方には特に共感しています。

誰かに言われたり、外野が採点したり
ランキングにしたりしていますが、

自分自身が納得する
ありのままの自分を受け入れて
生きていくのも良しです。

最終的に自分にOKを出せれば良い
安心して様々なことに寄り道して
チャレンジしても良いですよね。

あなたも気にしすぎずに自由
自分軸で生きていきましょう。

今回の記事で少しでも気持ちが軽くなってくれれば
良いと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも関連記事も載せておくので気になる場合は
ぜひ読んでみてください。↓

気にしすぎる性格は〇〇が原因!? 心配事が起こる確率はなんと〇〇%

ではまた次回の記事でお会いしましょう。